皆様こんにちは。コロナ対策としての緊急事態宣言解除の目途が立ち一段落のような雰囲気もありますが
過去にさかのぼると対策と結果が明確に効果測定出来ていないように感じております。未曽有の事態ですので、誰しもが手探りの状態が続いているかと思います。
私共は厳しい時期を乗り越えるべく、一個一個足元の課題を解決しながら、進んでおります。皆様もこの1年強で生活に大分変化が訪れたかと思います。新しいスタンダードを受け入れてこれからが、本当にwithコロナの生活を考える必要があるのではないかと思っております。
私共は、建設・不動産という立場から、私たちなりに世間の皆様がコロナ時代により出た意識の変わり様を実感しております。 お住まいに変化や快適性を取り入れたり、コロナ対策を取り入れたり不動産を購入するというきっかけを作られたりされたと思います。私共は今回の事態がきっかけで、より多くの方とかかわったと実感をしております。これから先、この新しい生活スタンダードを受け入れて、住まいや、建築に取り入れる必要性が高まってくるかと思います。私共も、そのようなニーズにしっかりとお応え出来るようにして行きたいと思います。お住まいを通じて、皆様に貢献できるよう頑張ってまいります!!
さて、前置きが長くなりましたが、今回は「地盤調査と改良工事」についてお話をさせて頂きます。建物新築工事としての工程の順番としては、前回の「基礎工事」と前後しておりますがご了承下さいませ。
建物は一般的には、地盤の上に建物を建築します。その際、建物の重さとそれを支える地盤の強さや質がどのようなものなのかによって、「地盤改良工事」を検討します。木造一戸建ての場合には、「スウェーデンサウンディング試験」という地盤調査を行います。この調査により、建物を建てる土地の地盤がどのような地盤なのかをデータにより解析します。解析結果により、建物を支えるだけの強さがあれば、直接基礎、建物を支えるのに不十分な強さであれば、「地盤改良工事等」を検討します。今回の現場では、調査結果により、地中内の改良工事等は不要との判定になりました。
地盤調査結果の報告は現在は、義務付けられております。その結果によりどのような基礎にするか、改良工事を要するかを検討する必要があります。地盤調査により重要な要素は「地耐力」「地質」「水位」等です。測定結果から得られたそれらの情報を総合的に勘案し、基礎工法の決定に至ります。
皆様がこれから新築する建物に関しては、上記のような地盤調査を経て、建築を進めます。これらの調査結果をご自身でも確認し、適切な基礎工事がされているかご確認される必要があるかと思います。
参考までに、今回の新築現場の検査結果を添付します。ご参考になさって下さいませ。
また、当社では「リフォームの相談」や「不動産のご売却・ご購入・管理」の相談も承っております。お気軽にご相談下さいませ。